【ワシントン共同】ブリンケン米国務長官は17日、中国が今後早い時期に台湾統一に踏み切る可能性があると言及した。「(台湾を巡る)現状をもはや受け入れることができず、かなり早期の台湾統一を追求する決断をした」と指摘した。具体的な時期や根拠は示さなかった。西部カリフォルニア州の大学でライス元国務長官と公開対談した際に述べた。

 米インド太平洋軍の前司令官は昨年、中国による台湾侵攻が6年以内に起きる可能性があるとの見解を示していた。

 ブリンケン氏は「平和的な手段が奏功しなかったら威圧的な手段を用い、それが機能しなければ恐らく強硬手段を使うだろう」と主張した。
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