https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20221021/8030014276.html
中学生が海の安全守る「備讃瀬戸海上交通センター」で職業体験
海の安全を守る仕事への理解を深めてもらおうと、宇多津町の海上交通センターで、地元の中学生を対象にした職場体験が行われました。
宇多津町の備讃瀬戸海上交通センターを訪れたのは、宇多津中学校2年生の生徒3人です。
この施設では、瀬戸内海を行き交う船の安全を確保するため、管制官が、レーダーでの監視や、無線での情報提供などを行っています。
生徒たちは、はじめに管制官が船舶への指示を出している様子を見学しました。
続いて、シミュレーターを使って実際に管制官の仕事を体験し、船舶への航路変更などの指示を出しながら、どのように海の安全が守られているかを学んでいました。
参加した生徒は、「24時間こうやって瀬戸内海が守られているんだなと思いました」と話していました。
また別の生徒は、「人の命を守る仕事はやりがいがあると思いました」と話していました。
備讃瀬戸海上交通センターの田口康文所長は、「海上保安の仕事・職場について理解を高めてもらい、進路の選択に向けて参考になったらと思います」と話していました。