浦添署は20日、那覇市内のアパート敷地内に立ち入り、ごみ集積場から空き缶13個を盗んだとして、窃盗容疑で同市の無職の男(59)を逮捕した。「金がないからやった」などと容疑を認めている。

 男は空き缶をリサイクル業者に持ち込み、換金する目的だった。同署はこれまでに複数回、男に他人の敷地内に侵入しないよう注意していたという。21日に釈放した。任意で取り調べる。

 関係者によると、アルミ缶の買い取り価格は高値で推移している。男は車で自宅周辺や市外などに出向き、空き缶を収集していた。他人の敷地内に無断で立ち入るなどしていたほか、空き缶の集積場所などを巡り、トラブルになったこともあるという。

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