神奈川県相模原市の廃墟となっていたホテルの敷地に、男が逃げ込んだのが20日の正午ごろ。

男は、暴行と監禁の疑いで指名手配されていた容疑者とみられている。その後、警察の捜査員が取り囲み、150人態勢で捜索に当たった。

建物を取り囲む捜査員の手には警棒、さすまた。警察犬も投入された。

日が落ちてからも捜索は続けられた。しかし、その後に明らかになったのは意外な顛末だった。

男がホテルの“建物”に入ったかは確認できず
そもそも、この場所に男が“立てこもっていなかった”可能性が浮上したのだ。

(略)

しかし、午後7時半ごろになり、ホテル敷地内に男がいないことが判明。実際には正午から午後3時半ごろまでの間に、男はすでに逃走していたとみられる。

なぜこのような事態に陥ったのか。

20日正午前、指名手配中の容疑者が使用する車を警戒中の捜査員が発見。そこに容疑者らしき人物が近づいてきたため、捜査員が声をかけようとした。

すると、この人物が逃走。

この時、逃げた男が廃墟ホテルの敷地内に入った様子を捜査員が確認した。一方で、ホテルの建物に入ったかどうかまでは確認できなかったというのだ。

https://www.fnn.jp/articles/-/434130