韓国が不要な動物実験を禁止 マウスやモルモットでの毒性試験を廃止

医薬品・ワクチンの開発で行われる毒性試験を廃止
韓国食品医薬品安全処は、マウスやモルモットなどの動物を用いて行われている毒性試験を廃止した。
異常毒性試験は、医薬品やワクチンに含まれる刺激物や汚染物質を見つける目的で、1950年代から実施されてきた。とくに、大量生産され多数の消費者にわたる商品の品質管理の仕組みで、生きたマウスやモルモットを用いてその影響を調べていくものだ。

(中略)

世界保健機関(WHO)は2018年、異常毒性試験の廃止を推奨し、EU、アメリカ、カナダなどの国は異常毒性試験を廃止。それに伴って、多くの企業が動物を使わない代替法を開発している。
非人道的かつ非科学的な動物実験を禁止する国が増えるなか、日本では動物実験の廃止には至っていない。最先端の技術力を活かし、動物の命を犠牲にしない代替方法の開発と動物実験を求めないシステムづくりが早急に望まれる

https://eleminist.com/article/2286