日田の「ものづくり」を盛り上げたい‥PRに奔走する職人たちの思い【大分】
https://news.yahoo.co.jp/articles/02f5991d0ec0d53629f4ddcbdaeb28424f996cc1
大分県の西部に位置する日田市。
日田市にはどんなイメージがありますか?
林業、おひなさま、三隈川、暑い…いろいろ思い浮かびますが「ものづくり」のまちでもあります。
今回は日田の「ものづくり」を盛り上げていこうと奔走する人を紹介します。
店を営む仙崎雅彦さん
日田市の豆田にある素敵な雑貨屋さん。
そこで扱っている商品は日田の職人さんに作ってもらっているオリジナル商品の数々です。
お店を営む仙崎さんは大学で産業デザインを学んだあと、日田市内の家具メーカーでデザイン、製造に携わりました。
その後2009年に独立して、このお店を開きました。
日田のものづくりを知ってほしい
「職人」のPRに力を入れる
仙崎さんは今、「日田のものづくり」をなんとか広く知ってもらいたいと、さまざまな活動をしています。
◆仙崎雅彦さん
「木工から、農業から、いろんなものづくりが行われている街で、日常生活に必需品となるものづくりが行われている街だと思います」
日田のものづくりを盛り上げていきたい、そんな思いを持った企業や職人さんたちが集まってできた「日田ものづくり探検隊」。
仙崎さんも中心人物の1人で、先頭に立って「職人」たちのPRに奔走しています。自らカメラを回して、職人たちにインタビューをしている動画をホームページにアップし続けています。
“ものづくり”のPRに力を入れるのはなぜなのでしょうか。
◆仙崎雅彦さん
「自分自身が日田にきて感じたこと、ものづくりの人たちがたくさんいることと、そういう職人さんたちの技術、そして人間性というか、その思いの深さに、感銘を受けました。日田は古いものづくりの歴史があるので、そこをもっと掘り起こして、日田のものづくりの深さを知ってもらいたいなと思います」
職人の現場に訪問
仙崎さんが職人の現場に連れて行ってくれました。
お邪魔したのは力峰彫刻。
2代目の森さんは44歳です。
神社仏閣の建築彫刻や看板や欄間など、木にまつわる彫刻装飾を行っています。
この日は玖珠町の祇園車に取り付ける装飾を手掛けていました。