20年前に始めた「1ドルコーヒー」、過去最高値の150円に…店長「円相場に一喜一憂」

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持ち帰り用のコーヒー(Sサイズ)を1ドル(税別)で販売している名古屋市東区の加藤珈琲(コーヒー)店栄店は、円相場が1ドル=150円に下落したため、21、22の両日、“過去最高値”で販売した=写真、尾賀聡撮影=。

同店は約20年前、輸入コーヒー豆を通じて為替相場に興味を持ってもらおうと、「1ドルコーヒー」を始めた。閉店時の円相場を基に翌日の価格を決めており、約32年ぶりの安値水準更新を受けた。

池田龍太郎店長(34)は「お客さんとコミュニケーションを図る手段の一つとして、円相場に一喜一憂しながら続けていきたい」と話した。