「カタギになりたい」運命変えたヤクザの夜逃げ 警察官がくれたクリームパン、決意後押し

2022/10/23 20:00神戸新聞

現在は運送トラックのドライバーとして働く男性。夜間の仕事も多く、「休日はほとんど寝てます」=5月下旬、兵庫県内

(神戸新聞)
 衣装ケースと最低限の生活用品を車に放り込み、徳島から鳴門海峡を越える。渡った淡路島で目に付いた警察署に駆け込み、かつての「敵」に助けを求めた。焦りでほとんど記憶はない。それでも決死の夜逃げが、自らの運命を変えたことは分かる。2021年春、一人の暴力団組員が足を洗い、カタギの世界で生きる決意をした。

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