10代の性的少数者の半数、この1年で「自殺考えた」…14%が自殺未遂を経験
https://www.yomiuri.co.jp/national/20221024-OYT1T50077/

 10歳代のLGBTQ(性的少数者)の若者の約半数が過去1年間に自殺を考え、14%が自殺未遂を経験していたことが、NPO(非営利組織)のアンケート調査で明らかになった。周囲の無理解や偏見、ハラスメントなどで孤立しがちなことが影響しているとみられる。

調査は、LGBTQの若者らの教育やキャリア形成を支援するNPO法人「ReBit(リビット)」(東京)が9月にインターネットで実施。12〜34歳のLGBTQが対象で、2623人の有効回答があった。

厚生労働省
 この1年に自殺を考えたことがあると回答したのは10歳代で48・1%、20歳代で40・3%にのぼった。自殺未遂を経験した人は10歳代で14%、20歳代で7・5%だった。