2022年10月24日 18時40分
テレ朝news
刑法の性犯罪の規定について、具体的な見直しに向けた試案が提示されました。加害者が被害者を「拒絶が困難な状態にした場合」でも処罰できる案などが示されました。
国の法制審議会は24日、刑法の性犯罪に関連する規定の見直しを含めた具体的な試案の議論を始めました。
強制性交などの罪を巡っては、現在の規定では加害者の「暴行や脅迫」が要件となっているため、同意がないにもかかわらず処罰できないケースがあると指摘されています。
法務省が提示した試案では、被害者を「拒絶の意思を形成し、意思を表明して実現することが困難な状態」にさせた場合などには加害者を処罰できるとしています。
また、性交同意年齢をこれまでの「13歳以上」に加え、加害者が5歳以上年上の場合に限って「16歳以上」に引き上げる案のほか、夫婦でも強制性交などが成立することを明確にする案などを提示しました。
https://news.livedoor.com/article/detail/23078858/