発達障害の女性と結婚して死にかけた

何年か前の話だが、結婚した女性が発達障害(アスペルガー症候群診断済)で、あまりにシンドくて死にかけたことがある。キツかったことをつらつらと書いてみる。

仕事を勝手にやめてしまう

元妻は人付き合いが下手で、ほとんど友人がいなかった。一時的にどこかのコミュニティに所属することはあっても、そこから離れると人間関係を丸ごとリセットしてしまう。当然職場でも上手くやれず、仕事(バイト)をはじめては嫌になってやめるを延々と繰り返す。その間の生活費は全部俺持ち。

就職活動をしない

仕事を勝手にやめたあと、最短で3ヶ月、最長で2年休み続ける。「いつまでに就職する」という約束をしても平気で破り、履歴書一枚書かない。

共感能力が全くない

共感能力がゼロなので、こちらの仕事がしんどい際などに話をしても改善点ばかり(それも実現性の低い正論ばかり)提案される。「アドバイスはいらないから話を聞いてくれるだけでいい」と言っているのにアドバイスをしてくる。

家事にムラがある

潔癖症なので家の中は異様にピカピカだが、料理が全くできない。結局フルタイムで働いていた俺が遅くに帰ってきてから作る羽目になる。作ってくれというとスーパーで惣菜を買ってくる(しかも唐揚げばかりとか極端なものばかり。バランスなどを考えられないので、全部指示をする必要がある)。

勝手に声優の学校に通いはじめる

突然「声優になる」と言い出し、専門学校に通いはじめる。貯金など一文も貯めていないので、当然俺が払うことになる。払わないとキレ散らかされるし、このころには俺のメンタルもかなりやられていたので、言われるがままに払わされる。

声優をやめる

卒業してポツポツとアルバイト未満みたいな声優の仕事をはじめていたが「人間関係が嫌になった」と声優を引退する。

家の金を使い込む

生活費を渡していたのに勝手に家の金を使い込み、趣味のものを買う。キャッシュカードを取り上げると勝手にクレカでローンをこさえてくる。

離婚してくれない

離婚を提案してから6年くらい散々ゴネにゴネられて、ようやく家から追い出して離婚ができた。義実家は当然毒なので離婚調停も大変だったのだが、これは思い出すのも嫌なので省略。あとは暴言や家事ハラ、DVなど色々あったのだが割愛。

俺の一方的な証言なのでさっぴいて聞いてほしいが、俺にとって発達障害の女との結婚生活は地獄であり、何度か本当に首をくくろうとしたこともある。俺が死んでいても元嫁はなんら自省せず、なぜ死んだのかも理解できなかった可能性があるため、無駄死にしなくてよかったというところだ。

前妻との結婚生活は、自分の子でもないニートをひとり養っているだけという感じで、消耗するだけの何の意味もない時間だった。俺は発達障害については、本を何冊か読んだ程度には「理解」はしていたが、だからといってこのような生活を引き受けられるほどの度量はなかった。世間で言われている「理解のある彼くん」は、理解力以外にも鈍感力・経済力・暴力?など何らかのパワーの持ち主だと推察しているので、今後研究が進むことを祈る。また発達障害にも当然重い軽いはあるだろう。

いまは独身で、もう結婚はこりごりなので登山サークルと近所の雀荘、スナック、教会などに参加して擬似的なファミリーを育てている。このままあと40年くらい好きな人々に囲まれて楽しく生きるつもりだ。

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