プーチンに「寝返り」へ…! なんと「サウジアラビア」が“アメリカと仲間割れ”で、いま「中東」で起きている“ヤバすぎる現実”…!
https://news.yahoo.co.jp/articles/bcfd681e3d195ae7c18033957c1f737db627c435

 米国政府は10月11日、OPECプラス(OPECとロシアなど大産油国で構成)による減産決定を受け、サウジアラビアとの関係を再評価していることを明らかにした。

 このままではアメリカとサウジの関係が抜き差しならないものになる可能性がある。

 OPECプラスは10月5日、11月から日量200万バレル(世界の原油生産の2%)の減産を行うことで合意した。


 実際の減産幅は日量100万バレル程度にとどまる見込みだが、大幅な減産を行わないよう働きかけていた米国の意向は無視された形だ。

 国内の反対を振り切って7月にサウジアラビアを訪問したバイデン大統領のメンツも丸つぶれだ。

 米国政府は代替策を検討しているようだが、SPR(戦略石油備蓄)の追加放出など打つ手は限られている。国内の原油生産が増加する可能性も低い。


 OPECプラスの決定を受けて、9月下旬に1バレル=76ドル台だった米WTI原油価格は80ドル台後半に上昇。このままでは再び1バレル100ドル台に高騰しかねない。

 11月8日の中間選挙を控えるバイデン政権はガソリン価格の抑制に努めてきた。

 ガソリン価格は一時の高値から下落していたが、10月に入り、再び上昇しており、与党民主党が打撃を受けると懸念されている。