女性のわいせつ画像をインターネット上の共有サイトに投稿し、閲覧に必要なパスワードを掲示板に投稿することで誰でも見られるようにしたなどとして、
京都府警は25日、わいせつ電磁的記録媒体陳列と児童買春・ポルノ禁止法違反(提供目的所持)の疑いで、横浜市港南区の建材会社役員、井坂貴之容疑者(39)を逮捕した。

府警によると、共有サイト上の画像や動画がダウンロードされると投稿主に15円相当が支払われる仕組み。
井坂容疑者の投稿は平成29年8月~今年4月に約100万回ダウンロードされ、約1500万円相当を稼いでいた。府警は画像や動画の入手先を調べている。

逮捕容疑は7月6~15日、自宅でわいせつ動画や画像16点をインターネットの共有サイト「アルバムコレクション」に投稿した上で、自らが運営する掲示板にパスワードを載せて誰でも見られる状態にした。
また、同月20日にはネット上に投稿する目的で8~15歳程度とみられる女児らのわいせつ動画を所持していたとしている。

井坂容疑者は「金銭的な利益を得るため」と陳列容疑を認める一方、児童ポルノに関しては「提供する目的で所持したわけではない」と容疑を一部否認しているという。
https://www.sankei.com/article/20221025-K32PGWQDM5NMNABZ5G7IFMPO54/