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別の男性は、24日だけで、11万円以上の損失。この2カ月ほどこうした損失を重ね、その総額はついに、なんと1000万円を超えたというのです。
なぜ、男性は、繰り返し投資に失敗し続けたのでしょうか。
FX投資で約1000万円損をした男性:
いわゆる“逆張り”っていって、ずっと円安が進んでいるにもかかわらず、円を買うっていうポジションで2回とも負けてるんですね。
なので単純に考えて、上がってるんだから円安の方にポジションを取っていれば、逆に1000万円ぐらいもうけたって話なので。まあ情けないなっていう気持ちでいっぱいです
男性によると、そのうち円安が止まると見込んで円を買い続けましたが、予想に反して、円安が続いたといいます。
ーーここまで負けてしまった要因は?
FX投資で約1000万円損をした男性:
これはすごく簡単で、そのマイナスを取り返そうとするっていう。トレードの世界、投資の世界でよくありがちなんですけど、100万円を失ったから100万円を取り戻そうとして、そのトレードでまた100万円を失うっていう悪循環があるんですよ。
で、やっぱりそれで、自分はドツボにはまっていって、負のループのように落ちて行ってしまったなあっていう気がします
マイナスを取り戻そうとするあまり、負のループに陥ってしまったという男性。
FX投資で約1000万円損をした男性:
1月から8月までで1000万円勝ったんですよ。8カ月で1000万円勝ったんで、しかも負けた月が全くなかったので、これはいけるんじゃないかっていう感じはちょっと出て。
もう会社辞めたれって、辞めたら…
ーー今は貯蓄や貯金はありますか?
FX投資で約1000万円損をした男性:
今、僕はもう貯蓄っていうのはなくて、すべてのお金を投資した。
1700万ぐらいあったのが、本当今700万円ぐらいまで減ってしまったので、もうちょっとこれからどうしようかなって思ってます
減少する「日本で働く」魅力 海外で働く日本人は収入が倍近くに
円安で苦しんでいるのは、投資家ばかりではありません。
都内の中華料理店で店長をしているラン・ウさん。円安が収まるまで、中国で暮らす家族への仕送りを一時止めているといいます。
ザオメンカン新大久保店 ラン・ウ店長:
最初は日本で稼げるので、お金を目指して来るんだけども、帰ることも考えるんですよ。あまり、向こうとそんなに差がないので。やっぱり自分の希望より差が大きいので
日本で働く事に“魅力”がなくなりつつあるというのです。
一方、海外で働く日本人は全く違った状況にありました。
カナダのバンクーバーにある居酒屋で店長を務める安田さんは、円安の影響で、収入は大きく変わったといいます。
「Zakkushi on Main」安田翔太 店長:
日本のときはカフェ店員をやっていまして、その時はだいたい日本円だと25から、30万ぐらいの額を稼いでいたんですけど。こっちきてからはその前の倍、2.5倍くらいの額
安田さんが働くお店の、日本人スタッフにも話を聞いてみると…
「Zakkushi on Main」日本人スタッフ:
自分はもう一つ別のバイト先も掛け持ちしていて、だいたい2つ合わせると、チップ併せて37万~38万ぐらいはアベレージである感じですかね
日本にいる時の月収は、約20万円。それが、円安で、金額的には倍近い収入になったというのです。
「Zakkushi on Main」日本人スタッフ:
生活の水準が、こっちのほうが沢山もらえるから高いのかなと思います
海外で生活する・仕事するっていう、経験っていうものがやっぱ大きいんじゃないかな。賃金が高い上に、経験を積めるってことですね