(CNN) ノルウェーのトロムソ大学に研究員として勤務していた男が24日、密かにロシアのスパイとして活動していた疑いで、ノルウェー警察に逮捕された。公共放送のNRKが伝えた。
ノルウェー警察の話としてNRKが伝えたところによると、逮捕された男はブラジル人を自称しているが、身分を偽っている疑いがあり、実際にはロシア人の可能性がある。
ノルウェー国家公安警察(PST)は、この男が国益を脅かす恐れがあるとして、ノルウェー国外への追放を求めたことを明らかにした。
男はノルウェー北部地域の政治に関する情報を入手していた可能性があり、そうした情報がロシアに悪用される恐れがあるとPSTは話している。
https://www.cnn.co.jp/world/35195147.html