ツイッターでジャーナリストの伊藤詩織さんを中傷する投稿に「いいね」を押したのは名誉毀損に当たるとして、東京高裁で損害賠償を命じられた自民党の杉田水脈総務大臣政務官は、上告も含めて対応を検討していることを明らかにしました。
性暴力被害を公表した伊藤詩織さんに対し、「枕営業の失敗」などと中傷する複数のツイッターの投稿に、杉田総務大臣政務官が「いいね」を押したのは名誉感情の侵害にあたるとして伊藤さんが訴えていた裁判では先週、東京高裁が杉田氏に対し55万円の賠償を命じています。
国会ではきょう、この問題を野党が追及しました。
立憲民主党 源馬謙太郎衆院議員
「心無いツイートに25回も『いいね』をしてるわけですよ。どういう気持ちを受けるか想像できなかったんですか」
杉田水脈総務大臣政務官
「係争中でございますので、そういったことについては答弁を差し控えさせていただきたい」
一方で杉田氏は判決について「精査している」として、上告することを含めて対応を検討していることを明らかにしました。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/187899?display=1