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ザ・ニュースペーパー 渡部又兵衛さんお別れ会でも思いっきり政治風刺
社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」のリーダーで、9月7日に敗血症のため72歳でなくなった渡部又兵衛(本名・由光)さんのお別れの会が24日、東京都内で行われ、デヴィ夫人(82)、声優の神谷明(76)、渡部さんと同郷の北海道出身で物まねレパートリーだった鈴木宗男参院議員(74)ら約200人が出席した。
芸風を生かし、メンバー5人がそれぞれ自分のレパートリーの現職・元職の各国トップに扮(ふん)して弔辞を読み上げた。そのうち、菅義偉前首相(73)にふんした山本天心(60)は「今、この日本で弔辞といえば菅ですよ。今からの私の弔辞は電通とはまったく関係がありません」と、話題になった安倍晋三元首相の国葬での弔辞をネタにして笑わせた。
取材に応じた鈴木参院議員は、渡部さんと20年以上の親交で北海道公演などを見に行ったという。「何とも言えない人間味を持ち合わせていて、私のものまねをした人の中では嫌みがなくて一番特長をとらえていた。天国から日本の政治を心配してくれていると思う」としのんだ。
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