「家出中」だとしてSNS(ネット交流サービス)で泊めてくれる人を募ったうえ、その宿泊先から貴金属類を盗んだとして、神奈川県警緑署は26日、住所不定、無職の少年(19)を窃盗の疑いで逮捕した。「間違いない」と容疑を認めているという。
逮捕容疑は6月7日朝から夜までの間に、宿泊していた横浜市緑区の男性会社員(20)宅から、腕時計などの貴金属類計10万8500円相当を盗んだとしている。
緑署によると、少年は「家出中」だと称してSNSで泊めてくれる人を募り、これに応じた男性宅に宿泊。男性は翌朝、少年を自宅に残して仕事に行き、夜に帰宅したところ、窃盗の被害に遭ったことに気づいた。既に少年は男性宅からいなくなっていたという。【宮島麻実】
https://mainichi.jp/articles/20221026/k00/00m/040/348000c