30日のブラジル大統領選決選投票を占う26日発表の2種類の支持率調査で、
ルラ元大統領が現職ボルソナロ大統領をいずれの調査も6ポイント上回ってリードをわずかに広げた。
調査実施は双方とも23日から25日。
23日にボルソナロ氏派の政治家が警察による拘束に抵抗する際、発砲した事件が影響している可能性はある。
ポデルダータの調査ではルラ氏が有効票の53%、ボルソナロ氏が47%だった。
ルラ氏は前回調査52%からやや上昇、ボルソナロ氏は48%からわずかに下がった。
バンコ・ジニアルとクアエスト・ペスキザスの調査ではルラ氏が前回調査から48%に小幅上昇。ボルソナロ氏は42%と変わらずだった。
白票や無効票、投票先未定を除いたベースでは、ポデルダータと同じルラ氏53%、ボルソナロ氏47%となった。
今回のポデルダータは電話調査で対象5000人、誤差範囲は上下1.5ポイント。
バンコ・ジニアルとクアエスト・ペスキザスは対面調査で対象2000人、誤差範囲は2ポイント。
https://jp.reuters.com/article/brazil-election-poll-idJPL4N31S0G2