日本ラグビー協会は26日、今月29日に東京・国立競技場で行われる「リポビタンDチャレンジカップ2022」日本―ニュージーランド戦のチケットが完売したと発表した。19年W杯で8強入りを果たした日本代表がオールブラックスと対戦するのは4年ぶりで、満員のスタジアムでビッグマッチが開催されることになった。 19年W杯日本大会を除く国内の代表戦の最多入場者数は、今年7月9日のフランス戦(国立)で記録した5万7011人。今回は約6万5000枚が完売したことで、歴代最多記録更新は確実となった。19年11月に完成した新しい国立競技場でのスポーツイベントでは、今年7月20日に行われたサッカー親善試合の川崎―パリ・サンジェルマン戦が6万4922人を記録。オールブラックス戦は新国立の最多記録更新も視野に入っている。 完売を受けて日本協会は東京・秩父宮ラグビー場でパブリックビューイングを実施することを発表した。当日は12時30分から女子W杯ニュージーランド大会準々決勝のフランス―イタリア戦、その後の14時50分から日本―ニュージーランド戦のパブリックビューイングが実施される。 15年W杯では南アフリカを破るなど歴史的な3勝を挙げ、19年W杯では初の8強入りを果たした日本代表の人気は年々高まっており、日本開催だった19年には“にわかファン”も拡大。平均単価が1万円を超えるとみられるプラチナチケットを手にしたファンの後押しを受ける日本代表が、通算7度目の対戦で初勝利を目指す。
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