捨てられた圧力鍋の中に1600万円…所有権巡り発見者と村が訴訟 和解後の使い道は「人助け」 沖縄・恩納
2022年10月28日 10:54

恩納村 廃棄物 訴訟 遺失物法 那覇地裁

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 処分場で見つかった多額の現金、引き取る権利があるのは誰か―。恩納村の一般廃棄物最終処分場で昨年5月、捨てられた圧力鍋から現金1600万円が出てきた。持ち主は現れず、現金の所有権をめぐって発見者3人と村の訴訟に発展。那覇地裁沖縄支部でこのほど和解が成立し、発見者3人が600万円、村が1千万円を受け取ることとなった。

 発見者の代理人弁護士によると、処分場は当時、鉄片などの廃材を拾って活用するため、多くの人が出入りしていた。村も持ち帰りを容認していたという。

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1606794.html