「りんの田舎暮らし」(登録者数43万人)が28日に公開した動画で、自身の収入事情を明かし、“ビジネス貧困”疑惑を否定しました。

“ビジネス貧困”を否定 最高月収は16万円ほど?
りんは、北海道の鶴居村で一人暮らしをする女性YouTuber。大学時代に美容脱毛の店を開業したものの、コロナの影響で閉店。北海道に移住し、2020年から田舎暮らしの様子をYouTubeで発信しています。今年9月には『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)にも出演しました。https://yutura.net/news/archives/84206

28日にりんは「【重大発表】謝罪とご報告 貧困女子驚きの月収を大暴露」と題する動画を公開し、視聴者からのさまざまな質問に回答しました。

チャンネル登録者が40万人を超えているにもかかわらず、りんが“貧困女子”をうたっていることに疑問が多く寄せられているようで、冒頭で取り上げられたのは「ビジネス貧困って、てめぇ舐めてんじゃねえぞ」という暴言。

りんは、「私のお給料はご想像より少ないです」と前置きし、

YouTubeを始めて以来最高の月間1463万回再生の月のお給料は1280ドルでした。私の説明不足で
不快な思いをさせてしまい申し訳ありません

と答えました。

りんは過去最高を記録したのがいつだったか明言していませんが、ユーチュラ調べによるとおそらく今年7月か8月だと思われます。その間のドル円のレートは131円~139円でしたので、1280ドルは16万7680円~17万7920円ということになります。

ちなみに、りんが「note」上に今年8月に公開した記事では、過去最高は1500万再生で、収益は1400ドルとされています。

楽曲使用料で9割が天引き
YouTubeの1再生あたりの広告収益は、動画の内容やターゲット層によりかなりの幅があるとされていますが、1400万回も再生されているなら数百万円の収益があってもおかしくありません。

りんの収益がここまで少ないのは、動画で使用している楽曲の権利者との共同収益になっており、収益の9割近い楽曲使用料が天引きされているとためのこと。

なお、この動画ではりん本人は言及していませんが、収益がほとんど得られないショート動画が再生数の多くを占めているのも影響しているようです。

りんは、「温かく迎え入れてくれた北海道に恩返しをすることが目的なので、収益は二の次に考えています」とコメント。北海道を知ってもらえる動画を作ったり、視聴者が喜ぶ楽曲を使うのを優先しており、給料が残れば魚の放流活動に充てていると話しました。

また、別のチャンネルを譲り受け、旅チャンネルを立ち上げる計画もあるようですが、その手続を弁護士に依頼する必要があるらしく、費用の10万円を捻出できないのだとか。

そうした状況のためか、りんは、28日にメンバーシップ(YouTubeの会員制機能)を開始し、加入を呼びかけています。