イスラエルがまたもやシリアを爆撃:ウクライナ侵攻の論理によって正当化される国際法違反

イスラエルがまたもやシリアを爆撃した。

シリア軍筋は10月27日の声明で、同日午前0時30分頃、
イスラエル軍が占領下パレスチナ(イスラエル北部)上空から首都ダマスカス一帯に対して多数のミサイルを発射、
シリア軍防空部隊がこれを迎撃し、一部を撃破、被害は若干の物的被害に限られたと発表した。

これに関して、シリア駐留ロシア軍司令部(ラタキア県フマイミーム航空基地)に設置されている
ロシア当事者和解調整センターのオレグ・エゴロフ副センター長も27日、攻撃がイスラエル軍のF-16戦闘機によるものだとしたうえで、
8発の巡航ミサイルを発射され、シリア軍の防空部隊がそのうちの4発を撃破したが、兵士1人が負傷したと発表した。

英国を拠点に活動する反体制系NGOのシリア人権監視団によると、爆撃により、
ダマスカス国際空港(ダマスカス郊外県)一帯に設置されているレバノンのヒズブッラーなど
いわゆる「イランの民兵」の武器弾薬庫や指令所などが狙われ、ヒズブッラーの協力者4人が死亡した。
死亡した4人のうち、少なくとも1人はシリア人だという。

https://news.yahoo.co.jp/byline/aoyamahiroyuki/20221028-00321433