竹中平蔵「統一教会2世以外にも辛い人は日本にいる」マスコミの教団リンチと”報道しない自由”、宗教差別に警鐘
(略)
一部の宗教2世が辛い思いしているのもわかります。
しかし世の中にはDVを受けている人や災害で家を失った人など、ほかにも辛い思いをしている人はいます。
そういう人たちを救うために生活保護などの仕組みがあるはずです。
もしそういった弱者救出の仕組みが機能していないのであれば、その問題についてメディアは報じるべきでしょう。

そして政府も旧統一教会と縁を切ろうとしているのに驚愕しています。
与党自民党では、茂木敏充幹事長が旧統一教会と付き合った人は「今後公認しない」とまで言っています。
これは端的に政府が宗教団体を選別していることになります。
「立件されていない宗教団体」という意味では他の団体にも同様の問題があると推察されます。

政治のトップは日本の法律下における旧統一教会の合法性には触れず、みんなに何かを言われたら
「ごめんなさい」「一生懸命やります」とだけを言っています。
世論はたしかに大事ですが、世論のいう通りにするだけが政治ではありません。世論はブレます。
世論に対して「自分はこう思うから支持してほしい」と働きかけるのが政治ではないでしょうか。
https://mag.minkabu.jp/mag-sogo/25178549054/