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「お姉さん、おっぱいもませて」「ウェーイ!ギューしよう」渋谷ハロウィーンで例年以上に横行する悪質ナンパに痴漢、路上飲酒、マナー違反…「面白いっつーか普通に怖い」

 ドアを全開にした車がアクセルを吹かして渋谷の目抜き通りを走る。後部座席に積んだ大きなスピーカーからはクラブミュージックが爆音で流れていた。自動車の排気ガスを突っ切って、複数のバイクがブンブンと騒々しい音を立てている。沿道のコスプレ集団は聞こえてきた音楽に合わせて「ウェーイ」と奇声をあげ、跳びはねる。即席の野外クラブハウスは乱痴気騒ぎのるつぼになった。

 毎年多くの仮装した若者が訪れ、カオスと化す渋谷のハロウィーン。今年のハロウィーンはコロナウイルスへの危機感の薄れや、入国規制の緩和で外国人観光客が増えたことで、渋谷センター街ではこれまで以上に警戒感が高まっている。渋谷区の長谷部健区長は、10月20日に行った記者会見で、ハロウィーンの際には「渋谷に来る場合はルールを守って」と呼びかけた。

■ 区長の願いむなしく、ハロウィーン目前の29日土曜の夜から、早くもセンター街に人があふれはじめた。露出過多の女性が警官に注意され、ナンパ、痴漢、立ち小便がそこかしこで繰り返されるカオスがやってきたのだった。
 
 21時、渋谷の人込みはピークに達しようとしていた。すし詰め状態で前に進むことすら困難な状況だ。いたるところで警備員や警察官が「立ち止まらないでください」と注意を呼び掛けるも、写真撮影に興じる若者たちは一切聞く耳を持とうとしない。

 ミニスカのピカチュウと魔女の格好をした女性二人組は、混乱の兆しを見せる渋谷に早くも見切りをつけた。

■今年は外国人が多い

「荒れてきそうだし、もうそろそろ帰ろうと思います。今回は写真を要求されたりすることがめちゃめちゃ多いです。外国人の人をかなりみかけます。感じ悪く乱暴に話しかけてくる人もいますし、振り返ったら突然ゾンビコスプレの人が目前にいて怖かった」

 記者がこの女性たちに取材をするすぐそばをTバック姿の男性の集団が通りかかった。この日の東京の最低気温は9.9度。あまりにも寒そうな姿に仰天したのか、外国人が「オーマイガッ!」と頭を抱えていた。

 バニーガールの姿をしたこの男性は近くのシーシャバーの店員だという。彼もやはりこの寒さはこたえるようだ。

「寒いっすよ。寒くないわけないじゃないですか。今そこで着替えてちょっと歩いただけで声をかけられるなんて。すごいっすね、ハロウィーン。みんなハッピーになるかなと思って。この格好にしました。これからまだまだ盛り上げていきます!」

スペインのドラマ「ペーパーハウス」のコスプレをした集団も多数目撃された。韓国でのリメイク版が話題になったためか、韓流好きな女性を狙ったナンパ目的の仮装集団も見かけた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ee3638f2fc9d15228fc6e4ec92bfc9a856f224a2?page=1