昨年の韓国移民数、前年比5%減 先進諸国の傾向より逆行
一方、ほとんどのOECD会員国では移民数が急増。移民統計を集計する35カ国が受け入れた移民数の合計は2020年、391万5200人から昨年、479万6200人と22.5%増えた。就労移民が45%増加。国際結婚や家族移民も増加幅（40%）が大きかった。特定の理由なく居住地を移す自由移民は17%減った。 国家別に見てみると米国とカナダへの移民が一番多かった。カナダは昨年、40万1100人の移民を受け入れた。2020年より117.3%増え、コロナ前（2019年、34万1200人）より大幅に増えた。移民が一番多かったのは米国だった。83万3900人が米国行きを選んだのである。2020年の58万1600人から43.4%増えた。イタリア（82.3%）と英国（51.4%）も移民増加率が高かった。 昨年移民が減った国は韓国を含め4カ国程度。コロナで国境を封鎖した日本（-37.3%）とアイランド（-10.4%）が韓国より移民減少率が大きかった。
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