道路の真ん中をノロノロと走行…自転車で車の通行を妨害か 9月に続いて逮捕の男は連行時“車を捕まえてくれよ”
https://news.yahoo.co.jp/articles/f061431a52207a99db8543a6633b91f3513c115d
道路の真ん中を走る自転車。ノロノロと走って他の車を妨害したとして、50代の男が逮捕されました。
実はこれまでにも、自転車での「妨害運転」を繰り返していました。
11月1日朝、カメラに向かってちらりと目をやり、自動販売機で飲み物を買う男。車に乗せられ連れて行かれたのは警察署でした。
名古屋市中村区に住む無職の井ノ口秀信容疑者(55)。逮捕のきっかけは、ドライブレーコーダーが捉えた映像でした。
10月13日の夕方、名古屋市西区庄内川沿いの堤防道路を走る自転車。井ノ口容疑者です。
片側1車線の道路の真ん中をノロノロと走行。耐えかねた車が井ノ口容疑者を右側から追い抜こうとすると…すかさず足蹴り。
これは空振りとなりますが、車は慌ててブレーキを踏みます。
警察は、井ノ口容疑者が他の車の邪魔をする目的でわざとゆっくり自転車を漕ぎ、追い抜く車に足蹴りする動作をしたと判断。
今回の逮捕に踏み切りました。
井ノ口容疑者のこうした自転車事件は、初めてではありません。
ことし9月には、北区の国道41号線を自転車で逆走し、トラックに急ブレーキをかけさせたうえ、自転車をその場に放置した
妨害運転の容疑で逮捕。罰金15万円の略式命令を受けたばかりでした。
なぜ同じような犯行を繰り返すのでしょうか。
井ノ口容疑者（連行時）：
「車逃げてばっかりで、捕まえる車もねえじゃねーかよ。逃げていってよー。警察に行ったら『またお前か』って言われるんだぞ！」
警察署に連行された際も、自分ではなく車の方が悪いとしきりに主張し続けた井ノ口容疑者。
井ノ口容疑者（連行時）：
「（車の方を）捕まえてくれよ！」
一方で、警察の調べに対し「やったことに間違いない」と容疑を認めているということです。
