ブラジル大統領選決選投票で惜敗した右派の現職ボルソナロ氏の支持者が結果に納得せず、
全国各地で幹線道路を封鎖して交通がまひしている問題で、ボルソナロ氏は2日、支持者に「頭を冷やせ」と呼び掛けた。
結果判明直後の10月30日夜から広がった道路封鎖は2日になってやや減ったが、各地で燃料や日用品の不足が生じている。
ボルソナロ氏はフェイスブックに投稿した動画で「あなた方の怒りや悲しい気持ちは分かる。私も同じだ。しかし、頭を冷やさなければならない」と指摘。
「一部で良くないことが行われている。幹線道路の封鎖は往来の自由を侵害している」と中止を促した。
一方、祝日だった2日、ボルソナロ氏支持者は全国で抗議デモを展開し、軍基地前などで選挙結果への軍の介入を求めた。
また、南部サンタカタリナ州では、1000人超とみられる支持者が国歌に合わせ、
同国では違法なナチス式敬礼をしている動画がインターネット上で拡散。物議を醸している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c693d82be126d6ff031e31069cbb1b269761fc9