漫画海賊版サイトにサービスを提供していたスペインの広告会社が、出版大手集英社の要請に応じ、提供を取りやめたことが3日、関係者への取材で分かった。
収入源のインターネット広告料を絶つことで、サイトの閉鎖につなげる狙いがあり、初のケースとみられる。

 関係者によると、この広告会社は少なくとも27の海賊版サイトに、アクセス数に応じて広告収入が得られるサービスを提供。日本国内からのアクセスが多いサイトも含まれていた。
集英社は10月、文書で契約解除などを要請。その後、提供を取りやめた旨の回答が寄せられたという。

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