副署長「殺すぞ」発言 同席の奈良税務署長を厳重注意 大阪国税局
大阪国税局奈良税務署の副署長だった50代男性が9月中旬、近畿税理士会奈良支部との懇親会で、女性税理士に「殺すぞ」などと暴言を繰り返し、背中や肩を平手でたたく暴力も振るっていたことが判明した。元副署長は泥酔状態だった。国税局は4日、元副署長を国家公務員法(信用失墜行為の禁止など)違反で減給10分の2(3カ月)の懲戒処分にした。関係者によると、監督責任を問い、同席していた署長を厳重注意した。
元副署長は問題発覚後、大阪国税局総務部付に異動した。国税局の調査に「酒に酔っていて全く覚えていない。被害者に大変なご心労を与えてしまい、深くおわび申し上げる」と話しているという。
国税局などによると、懇親会は9月12日夜に奈良市内で開催され、約20人が参加した。奈良税務署側は署長も出席していた。元副署長は懇親会の開始から間もない午後6時ごろ、隣の女性税理士と確定申告の業務について会話していた最中にからみ始めた。相当量の日本酒を飲んでいた。
元副署長は机をたたきながら、「しょーもないことを言ってくるな」「絶対に許さないからな」と発言。「殺すぞ」「アホとちがうか」と暴言を繰り返し、女性の背中や肩を平手で何度もたたいていたことも確認された。女性にけがはなかったが、精神的ショックを受けているという。
以下ソース
https://mainichi.jp/articles/20221104/k00/00m/040/071000c