中国国営の中央テレビ(CCTV)のニュースサイト・央視財経は28日、欧州で中国製電気毛布に続いて中国製「電気加熱服」が人気になっていると報じた。

記事は、「エネルギー危機の影響で欧州の一般家庭のエネルギー支出が大幅に上昇しており、節約のために電気で発熱する『電気加熱服』を着る人も少なくない」と報道。「需要が爆発的に伸びていることから、国内メーカーが忙しくなっている」と伝えた。

「電気加熱服」は電気によって発熱する機能を備えた服で、電熱ジャケット、電熱ウエア、ヒートウエアなどとも呼ばれる。

記事によると、福建省晋江市のあるメーカーでは11月の出荷に向けて急ピッチで生産を進めており、担当者は「作業は午前2~3時まで続く。注文の増加に追い付かない」「出したばかりの5000着はすぐに売り切れた。受注はすでに3万着以上になっているが、2万着以上がまだ完成していない」と語った。同社が今年、欧州向けに生産した商品は全体の70~80%を占め、前年比で5割以上増えたという。

業界関係者によると、欧州からの電気加熱服の注文は例年6月~年末に集中するが、今年は注文の多い時期が年明けの春節(旧正月)まで続くと予想されているという。

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