戦後日本からラジオやテレビジョン他多くの電気製品を欧米に輸出したがその品質が悪く「安かろう 悪かろう」と大変評判が悪かった。これらの大変評判の悪い日本製品を「Made in Japan」は欲しいと評判を高めたのは、欧米諸国から品質管理をはじめとする各種の管理技術の「技術移転」によることが大きい。特にQCサークル活動は、現場の作業者が第一戦で職場の改善に取り組み、作業者が原因の不良を解決すると使用する原材料(部品)の問題解決、更に、設計に起因する品質問題や作業性の改善を要求し、製品の信頼性の向上に結びついた。