シアトルでの外食費は体感でコロナ以前の1.5倍。生鮮食品や日用品はそこまでではないにしても、前年比9%のインフレが重くのしかかる。筆者も先日、1本5ドル(750円)するキュウリを思わず棚に戻した。現地の日本人の間では、エノキダケ1パック9ドル(1350円)の価格設定が驚きをもって受け止められている。

(中略)

 たとえば、QFCという一般的なご近所スーパーで時給21.5ドル(3225円)。長年地元で愛される庶民の味方、ファストフードチェーンのディックス・バーガー店では時給25ドル(3750円)。シアトル市で定められる最低時給は来年1月から18.69ドル(2803円)となり、さらなる賃上げが見込まれる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/42bec42e50f8a2cb1e262a57bc6faf276cb51920