新東名 山北と松田つなぐトンネル 難航する工事現場公開

日本高速道路は2日、工事が難航して開通が遅れている新東名高速道路の山北、松田町内の工事現場を報道陣に公開した。新秦野インターチェンジ(IC)─新御殿場IC間25キロが最後の未開通区間として残るが、全線開通時期は見通せず、中日本は「あと2年9カ月くらいの工期がかかる可能性もある」と明かした。

新東名は海老名市から愛知県豊田市まで約250キロをつなぎ、今年4月には伊勢原大山IC─新秦野IC間13キロが開通した。しかし、山北、松田両町をつなぐ高松トンネルは地盤がもろく工事が難航していることから中日本が当初の2023年度中の全線開通予定を白紙にした経緯がある。

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