ボクは、幻覚や幻聴や被害妄想で苦しくなる病気です-。統合失調症を患う30代のタツヤさん
症状や家族との日常をつぶやくように描いた4こま漫画集「タッチャンの独り言」を出版した
他人への恐怖や休職の心苦しさ、薬の影響などを素朴なタッチで表現。「こういう人もいると知って見守ってほしい」と話す
診断を受けたのは、22歳の頃。小学生時代は陽気だったが、中学に入学すると環境になじめず、不登校になった。全寮制の高校を経て機械製造の会社で約2年間働き、漫画の専門学校に通った
しかし、次第に悪口を言われていると感じるようになる。「通学の電車で中学生たちが僕の家のことを話し、自宅に盗聴器を仕掛けられていると思った」と幻聴を振り返る
被害妄想が増え、専門学校を卒業間近で辞めた、初めは病気だと気づかなかったが、親に病院に連れて行かれ統合失調症の診断を受けた
母親が水彩画を習う絵画教室でのこと。画家の竹中さんに、絵日記のように気持ちを描いて見せる「本にせえへんか」と言われた
「普通に働けないことが不安。親がいなくなれば1人になる。頭もぼーっとし、区役所からの手紙も理解できない。漫画を読んだ同じ病気の人たちはどう生きているのか、その親はどうしているのかも知りたい」と話す。
ttps://news.yahoo.co.jp/articles/4b1f120c36a8ef2ca5fdb09a05c1bcb7a4296f37
https://www.sankei.com