彼女は婚活アプリでは理想の男性と出会うことはできないと思って結婚相談所に入所しました。

 そしてアドバイザーの方に、「多くは望みません。同年代で年収500万円以上の普通の容姿の男性と結婚したいです」と伝えます。

 彼女にとっては、これが妥協の限界ラインでした。

 しかしアドバイザーの方から、それは高望みだと伝えられ、自分とマッチング、つまり結婚できそうな男性を何人か見せられました。

 すると驚いたことに、それはアプリで声をかけてきたような、「低スペック」の男性たちだったのです。美鈴さんは強く落胆します。

 その後、美鈴さんは、アドバイザーに励まされながらも婚活をがんばりました。しかし、良いなと思う男性からは相手にされず、
好きになれない男性からばかり声がかかります。贅沢は言っていられないと自分に言い聞かせるものの、どうしても妥協しきれません。

 結局、結婚できないまま親に仕送りをしなければいけない状況は変わらず、彼女はつらく大変な日々を送ることになってしまいました。

 彼女は現在、すでに45歳を超え、未だに独身です。両親の事情も、自分の年収や婚活事情も、今のところ何も変わっていません。
強いて言えば、今後や老後への不安が強まっているくらいです。なんとか、最後にはハッピーエンドを迎えられるといいのですが…。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6876d50cf4ebe746777c5e815cbe25d82b386f21?page=2