ソウルで列車が脱線、日本人1人含む34人軽傷

韓国・ソウルの永登浦(ヨンドゥンポ)駅付近で6日午後8時52分ごろ(日本時間同)、列車が脱線する事故が起きた。複数の韓国メディアによると、34人が負傷したが、いずれも軽傷だという。負傷者には、日本人1人やインド人3人ら外国人計5人も含まれると報じられた。

韓国鉄道公社や警察が事故の原因を調べている。

同公社によると、列車は午後8時45分ごろ、ソウル中心部の竜山(ヨンサン)駅を出発し、永登浦駅に入ったところ、6両が線路から離脱した。列車には乗客279人が乗車していた。

竜山駅からほど近い繁華街の梨泰院(イテウォン)では先月29日、ハロウィンを前に押し寄せた若者ら156人が死亡する雑踏事故が発生したばかりで、韓国内では、日常の安全を巡る問題への関心が高まっている。

https://www.sankei.com/article/20221107-SIFBFHOFAVJDTI3DSZUZS75JOQ/