開票作業が続くアメリカの中間選挙は、与党・民主党が当初の予想に反して善戦しています。
これを受けてバイデン大統領が演説を行い、野党・共和党の圧勝は起きなかったと強調しました。ワシントンからの報告です。

開票が進むにつれ民主党の善戦が明らかになっていることを受け、
バイデン大統領は「民主主義にとって良い一日だった」と胸を張りました。

アメリカ バイデン大統領
「メディアや専門家は『巨大なレッドウェーブ(共和党の圧勝)』を予想していたが、それは起きなかった。
過去40年のどの大統領の最初の中間選挙よりも下院の議席を減らさなかった」

中間選挙の最新情勢ですが、CBSテレビによりますと、
日本時間午前11時の時点で議会下院は民主党が200議席、共和党は210議席で共和党がリードしています。
一方、上院は民主党が48議席、共和党が49議席となっていて、残る3つの激戦州の結果が勝敗を分けることになります。

上下両院ともに共和党がリードしているものの、事前に予想されていた圧勝の勢いはなく、むしろ民主党の善戦が際立っています。
この結果にトランプ前大統領は、自らのSNSに「やや残念な結果だった」と書き込みました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5df2c24f95ee218bd5bc7f7c1c97d457c7bae507