下関市は7日、商業捕鯨を行う捕鯨大手・共同船舶(東京)の新造捕鯨母船の船名を公募すると発表した。市は「船の名前を付ける、またとない機会。多くの人に応募してほしい」と呼びかけている。

新母船は、共同船舶が現在の「日新丸」の老朽化を受けて新造する。同市の旭洋造船で建造され、2024年3月の完成を目指している。

 市によると、共同船舶から命名権譲渡の申し入れがあり、「クジラのまち」をアピールしようと船名を募集することにした。

 応募の中から、副市長や観光関係者らでつくる選考委員会が3案程度に絞り、最終的に前田晋太郎市長が決める予定。

 受け付けは今月14日~来年1月13日。新母船名と住所、氏名、連絡先を、はがき(当日消印有効、〒750・0005下関市唐戸町4の1 カラトピア4階 下関市水産振興課くじら産業推進室)またはメール( sgsuisan@city.shimonoseki.yamaguchi.jp )で送る。採用された人には賞金5万円を贈る。同一名称の採用となった場合は、抽選で3人を選ぶ。

https://www.yomiuri.co.jp/local/yamaguchi/news/20221109-OYTNT50109/