マスク氏、ツイッター社員に在宅勤務終わりと通知-最初のメール
ツイッターの新たな所有者となったイーロン・マスク氏は9日遅く、同社従業員に初の電子メールを送り「今後の厳しい時期」に備えることを求めた。

同氏は、景気見通しとそれがツイッターのような広告依存型企業に及ぼす影響についての「メッセージを取り繕うことは全くあり得ない」と強調した。ブルームバーグ・ニュースがメールを確認した。リモート勤務は今後認められないとし、従業員は週40時間以上のオフィス勤務が求められ、例外は自身が承認した場合に限ると伝えた。

マスク氏はツイッターの経営権を手にしてから2週間弱の間に従業員のほぼ半数と大半の経営幹部を解雇。サブスクリプション(定額制)サービス「ツイッター・ブルー」の料金を8ドルに引き上げたほか、ユーザー確認の機能を付けた。従業員向け電子メールでは、定額制サービスの収入がツイッターの売上高の半分を占めることを望んでいると説明した。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-11-10/RL4KMDDWRGG801