どなり散らすトランプ氏「ダメな候補者ばかりだ」…共和党の議席数伸び悩みにいら立つ
米CNNは9日、共和党のトランプ前大統領が8日に行われた中間選挙で与野党が接戦となっていることに「激怒」し、「どなり散らしている」と報じた。
トランプ氏の顧問の話として伝えた。共和党の獲得議席が事前の予測に比べて伸び悩んでいることにいら立ちを募らせているとみられる。
顧問は、トランプ氏が接戦州で推薦した候補について「彼らはダメな候補者ばかりだった」と語ったという。トランプ氏は、中間選挙で自らの推薦した候補を多数当選させ、2024年大統領選への出馬に向けた弾みとする狙いがあった。
トランプ氏は選挙前、15日に「大きな発表」をすると述べ、出馬表明をにおわせていた。
CNNの記者は9日、トランプ氏の顧問が、発表を遅らせる可能性は低いと見ているとツイッターで明らかにした。この顧問は「遅らせることはあまりに屈辱的だからだ」と話したという。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20221110-OYT1T50143/