大宮署は９日、強制わいせつ致傷と強盗の疑いで、兵庫県姫路市南今宿、飲食店従業員の男（３４）を逮捕した。
逮捕容疑は９月２５日午後１１時４０分ごろ、さいたま市内の集合住宅敷地内で、徒歩で帰宅中だった２０代の飲食店従業員女性＝同市居住＝に対し、背後からうつぶせに押し倒すなどして体を触り、その際、両肘や両膝に全治１週間の打撲を負わせた上、現金４万５千円などが入った財布（時価７万円相当）を奪った疑い。
同署によると、同日午後１１時４２分に女性が１１０番し、周辺の防犯カメラの解析などから男が浮上。男は犯行当時、さいたま市内在住だったが兵庫県内に引っ越していたことが分かった。
その後の捜査で、さいたま市内に一時帰省していることが判明し、逮捕した。男は容疑を認めた上で「今は被害者の方に対して、謝りたいという気持ちしかありません」と供述しているという。同署で犯行に至った経緯などを調べている。
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