【ワシントンAFP時事】米東部コネティカット州の小学校で2012年に起きた銃乱射事件を巡り、同州の裁判所は10日、
事件は「作り話」と主張した陰謀論者アレックス・ジョーンズ氏(48)に対し、新たに4億7300万ドル(約670億円)の賠償を遺族に支払うよう命じた。

 同氏は先月も裁判所陪審から9億6500万ドル(約1360億円)の賠償を命じられていた。

 同州サンディフック小学校で起きた事件では児童ら26人が死亡した。ジョーンズ氏は、銃規制強化を目指す活動家による「作り話」とし、被害者の親は「俳優」だと長年にわたり主張。遺族が提訴し、法廷ではジョーンズ氏と支持者により「精神的なトラウマを患った」と証言していた。

 裁判官は、ジョーンズ氏と同氏率いるメディアが「10年近く原告への攻撃を続けた」と判断。「悪意のある凶悪な行動だ」と非難した。
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