韓国ソウルの繁華街イテウォン(梨泰院)で157人が死亡した群集事故で、現場を管轄する警察署の警察官が遺体で見つかりました。
韓国メディアは、この警察官が、事故発生のおそれを事前に指摘していた内部の報告書を事故後にパソコンから削除した疑いで、捜査を受けていたと伝えていて、自殺とみられています。

韓国の警察によりますと、先月29日に157人が死亡する群集事故が起きた、ソウルの繁華街イテウォンを管轄する警察署で、情報担当の係長だった警察官が11日午後に自宅で死亡しているのを家族が見つけたということです。

韓国の通信社、連合ニュースは、この警察官が、事故発生のおそれを事前に指摘していた内部の報告書を事故後にパソコンから削除したとして、証拠隠滅などの疑いで韓国警察庁の特別捜査本部の捜査を受けていたと伝えています。

警察は、現場の状況から自殺とみて調べています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221111/k10013888471000.html