ノーマスクで飛行機を降ろされた呉市議、法廷内での着用の「お願い」にも応じず 傍聴席にはノーマスクの支援者が詰めかける
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe79e2e82b2fcc5cd2b80e0b67723c2c4748958c
今年2月、北海道の釧路空港で旅客機に搭乗した際、マスク着用を拒んで降ろされた呉市議の谷本誠一氏(66)が、航空会社AIRDO(エア・ドゥ、札幌市)と警察に降機命令の取り消しなどを求めた訴訟の第1回口頭弁論が11日、広島地裁であった。被告側は請求棄却を求めた。
谷本氏は、マスクを着けずに搭乗できる権利の確認などをエア・ドゥに求めたほか、同社と、降機に協力した釧路署に損害賠償計1円を請求。「(降機後も)全国に報道されて名誉が損なわれ、精神的損害を被った」などと主張した。
エア・ドゥは航空機の搭乗拒否について、「マスク着用の拒否と、客室乗務員たちに対する罵声や威嚇、撮影などの行為が約款に該当したため。着用を強要したのではない」などと反論。釧路署は「訴えは不適法だ」とした。
この日、谷本氏はノーマスク姿で法廷入り。吉岡茂之裁判長は「一点お願いです。法廷内ではマスク着用にご理解お願いいたします」と注意したが、谷本氏は応じなかった。傍聴席にはノーマスク姿の支援者が詰めかけた。