市役所の職員などを装い東京・調布市の60代の女性に電話をかけ、現金およそ100万円を口座に振り込ませ、引き出したとして、ベトナム人の男2人が警視庁に逮捕されました。 電子計算機使用詐欺などの疑いで逮捕されたのは、ベトナム人の技能実習生、ダオ・マイン・フン容疑者(31)とクアット・クアン・ズン容疑者(26)です。 ダオ容疑者らは今年9月、仲間と共謀し、市役所の職員などを装い、調布市の60代の女性に電話をかけ、「医療費の還付金を受け取ることができます。ATMに行き、電話して下さい」などと言い、現金およそ100万円を口座に振り込ませ、引き出した疑いがもたれています。 警視庁によりますと、ダオ容疑者は詐欺グループの「出し子」で、クアット容疑者が運転する車に乗り、都内のコンビニエンスストアを訪れ、ATMで現金を口座から引き出したということです。 取り調べに対しダオ容疑者らは「報酬は約2万円だった。生活費の足しにしたかった」などと容疑を認めているということです。
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