男性11人組グループ「JO1」が大みそかの「第73回NHK紅白歌合戦」(後7・30)への初出場が決定したことが11日、分かった。 JO1は20代女性を中心に10代から母親世代まで幅広い人気がある。昨年の紅白は第2部の平均世帯視聴率が34・3%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と史上最低を記録しただけに、同局関係者が「若い世代をターゲットに視聴率が見込めるのでないか」との期待を込めた起用だ。 制作サイドは若年層の取り込みを図る一方で、中高年の視聴率を固めることも重視している。放送関係者によると「50代以上の視聴者に向けて節目のメモリアルイヤーを迎えるベテラン、中堅の人気者を狙っているようだ」という。 50周年の松任谷由実(68)、郷ひろみ(67)らの出場が注目されており、デビュー40周年の中森明菜(57)はNHKが出演を打診していたが、断念したとみられている。昨年、娘の神田沙也加さん(享年35)が急逝して出場を辞退した松田聖子(60)は悲しみを乗り越えてのステージが期待されている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7cdb54268d7129e39b9bbac0ca7f884ebdb5163e