自身が開設する病院で、診察せずに事務員の女性に処方箋を交付した疑いで医師の男が書類送検されました。
処方された薬は睡眠導入剤などで、医師の男が使用していたということです。
医師法違反の疑いで書類送検されたのは、大阪市中央区にある耳鼻咽喉科医院の医師の男(52)と元病院の事務員の女(51)です。
警察によると男はことし7月、自身が開設する病院で元事務員の女を診察せずに処方箋を交付した疑いがもたれています。
男は、去年3月からことし7月までの約1年半で13回にわたって女に処方箋を交付し、睡眠導入剤490錠を手に入れていたということです。
ことし8月、元事務員の女から警察に相談があり発覚し、女は「院長は病院で仕入れた薬も飲んでいる」と話していたということです。
調べに対し男は「違反になるということは知っていたが、自分で服用する薬欲しさにやってしまった」
「どの医者もやっているということもあり罪悪感もあまり感じずにやってしまった」と容疑を認めています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b3710debbd5793ab24bcd1dde8ab75d36929d4f