ワクチン接種直後、血混じる嘔吐と呼吸停止…アナフィラキシー対処の注射打たぬまま死亡

愛知県愛西市の女性(42)が新型コロナウイルスのワクチンを集団接種会場で打った直後に亡くなった問題で、県医師会は「重大事案」と位置づけ、女性に何が起きたのかや医師の対応について検証することを決めた。女性の夫(45)は読売新聞の取材に応じ、「適切な処置を受けたのかどうか知りたい」と訴えた。

英治さんは接種後に生じる急性アレルギー反応「アナフィラキシー」の可能性を疑い、市側に対症療法の注射を行ったかどうか確認した。これに対し、市側は医師が看護師に注射を指示したものの、血管を見つけることができず、注射できなかったと説明したという。

https://www.yomiuri.co.jp/medical/20221112-OYT1T50226/2/