【ワシントン共同】米中間選挙は12日までの開票の結果、バイデン大統領の与党民主党が上院で多数派を維持し勝利した。西部ネバダ州で同日、民主党が議席を獲得した。米主要メディアが伝えた。野党共和党の優勢が予測された選挙は民主党の挽回で異例の大接戦となり、上院は5日目で決着した。共和党が多数派奪還を狙い、僅差でリードする下院は開票が続いた。

 共和党のトランプ前大統領は自分が負けた2020年大統領選で「不正があった」と根拠のない主張を続け、これに同調する候補が多数出馬。バイデン氏は「民主主義の危機」を強調し、穏健派に浸透した。

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